京美同活動ノート

京大美少女ゲーム同好会のブログです。週1より早いペースでの更新が目標です

【11日目】最近のKey作品紹介

この記事は、新歓ブログリレー11日目のものとして書かれました。他の記事はこちらからご覧ください。

 

京美同活動ノート

 

 

はじめに

こんにちは。エチカ(@E_t_h_i_c_a)です。

 

今回は、感動的なシナリオが特徴の「泣きゲー」で知られる、美少女ゲームブランドKeyの作品の魅力について書いていきたいと思います。筆者も、ファンタジックな特有の世界観や良曲ぞろいのサウンドトラック含め、Keyのゲームが大好きです。

 

Keyは発足から約25年、短編やファンディスクも含めるとだいたい20本くらい作品を出しているのですが、今回はその中でもおすすめの作品4本を紹介していきます。もちろんネタバレは一切ないので、これを読んで気になる作品をプレイしてみてください。

 

↓Keyの公式ホームページです。ここで紹介した各作品のページもあります。

製品情報|Key Official HomePage

 

1. CLANNAD

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​───ありふれた学園生活から始まる、人と町の物語。

 

桜の咲く春の学校を舞台に、家族や町、あるいは人生が描かれます。めくるめく季節の描写、主人公とヒロインたちの成長、そしてラストの圧倒的な感動、どれも非常に素晴らしく、まさしくKeyの真骨頂と言ったところです。5人のヒロインだけでなく、主人公の友人や通りすがりの旅人も含めた非常に多くの登場人物に専用のルートがあり、非常にスケールが大きいです。

 

京アニによってアニメ版(4クールもある!)も制作され、筆者はこれを観てガチ泣きし、美少女ゲームを始めました。本当にいいアニメだと思います。ニコニコ動画に公式が第1話をアップしているので、とりあえず冒頭の2分だけでも見てみてください。家族が嫌いな人におすすめです。それと便座カバー。

 

CLANNADのOPです。

『CLANNAD』 オープニングムービー (高解像度) - YouTube

 

2. Rewrite

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​───書き換えることができるだろうか。彼女の、その運命を。

 

一推しの作品です。Key作品特有の感動的な雰囲気を作ることと、硬派で哲学的な主題を提示することを両立してしまっているシナリオが本当に面白く、非常に長い作品ですが全く飽きさせません。

 

この作品はシナリオライターの方々3人の個性が非常に強く感じられていいですね。本当に一人一人に言及したいので以下箇条書きで説明します(敬称略)。

 

田中ロミオ:哲学的でSFチックなシナリオには虜にされますし、文章が本当に面白いです。担当キャラクター全員の性格の造形が良すぎる。

都乃河勇人:儚くて切ないKeyの王道ど真ん中なシナリオが筆者に刺さりました。静流さんのルートが本当に好きですね……

竜騎士07:担当シナリオは代表作である『ひぐらしのなく頃に』を想起させる怪談系のサスペンスでどんどん読ませます。めっちゃ怖いし、めっちゃ激アツ。

 

RewriteのOPです。

『Rewrite+』PV - YouTube

 

3. planetarian~ちいさなほしのゆめ

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近未来、核戦争で終わってしまった世界を舞台にした、廃品回収屋の男とプラネタリウム解説員のロボットの物語です。

 

寂れた都市、二人っきりの世界で物語が進んでいきます。こういう世界観が好きな人はたくさんいることでしょう。さらにサウンドトラックが情緒のたっぷり詰まった良曲揃いで非常に良いです。

 

カニックなモチーフが数多く登場する本作は、一見Keyの他の作品とはかなりかけ離れていると感じるかもしれませんが、扱われる主題は他の作品とも深く共通しています。選択肢が存在せず一本道のストーリーが展開される上に3、4時間程度でクリアできるので、とりあえずKey作品がどんなものかサクッと見てみたい、という方にもおすすめです。

 

4. Summer Pockets REFLECTION BLUE

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どんなときも、夏の青さを覚えていた​─────

 

最近アニメ化企画が進行中であることが発表された今一番ホットな作品です。舞台は夏休みの時期を迎えた小さな離島というまさしく王道のようなストーリーですが、そこをうまく料理してしまうのがやはりKeyの凄さといったところでしょう。

 

この作品は雰囲気がとにかくいいですね。綺麗な海、山、灯台、砂浜の景色、暖かく親切な島の人々、その中にほんの少し混ざりこむ不思議な出来事……ずっと舞台の島にいたくなってしまいます。

 

また各ヒロインのルートに目を向けるなら、筆者は久島鴎さんのルートが本当に面白く、感動しました。「ウワ~!」「おぉ……」「……ハァ」とかプレイしながら声出てました。楽しい夏休みや青春などを過ごしたことがないと感じている人には絶対に久島鴎さんのルートをやってほしい。

 

無印の『Summer Pockets』もあり、本作はそれを一部改稿、新ルートを追加したものです。初プレイの人は『Summer Pockets REFLECTION BLUE』の方をやることをお勧めします。

 

↓無印のOPです。

Key『Summer Pockets』オープニングムービー - YouTube

 

↓REFLECTION BLUEのOPです。

Key『Summer Pockets REFLECTION BLUE』オープニングムービー - YouTube

 

おわりに

今回は4作品しか紹介できませんでしたが、Keyにはほかにもたくさんの作品があり、どれも名作ぞろいです。ぜひやってみて下さい! 

 

プレイした方と感想を語り合える日を、京美同で待っています。

 

さらに

Keyは最近新作情報をバンバン出しています。中でも今一番アツいのはこの作品。Twitterの広告で見た事がある方も多いのではないでしょうか。そう、『ヘブンバーンズレッド』ですね。

 

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先述の『CLANNAD』の他に『AIR』『リトルバスターズ!』といったKeyの数々の名作を手がけたシナリオライター 麻枝准先生の新作です。


アツいですね。今一番アツいゲームブランドはどこかと言われたら、間違いなくKeyです。ここまで紹介してきたノベルゲームではなくソシャゲという違う媒体ではありますが、『ヘブンバーンズレッド』もぜひやってみてください!