皆さん初めまして、京美同会員のしき(@6y1F)と申します。
記事の担当をするのは初めてのことなので、めちゃくちゃ緊張しながら執筆しました。対戦よろしくお願いします。
はじめに
本記事はエロゲのパッケージ版が必要かどうかについて考えたものです。
””たまたま””手元にあったChronoBoxのパッケージ版とDL版
本来であれば会員同士で議論を交わして考えたいテーマでしたが、時間がなかったため割愛させていただきます。主観のみの記事となることはご容赦ください。
結論から言うと私はパッケージ版は必要であると思っています。
パッケージ版・DL版それぞれのメリット・デメリットを比較しながらそう考えた根拠を示していきます。
DL版のメリット・デメリットについて
まずDL版について考えてみます。
メリット
・かさ張らない
・安く買える
・欲しいときに買ってすぐにプレイできる
・メーカー側の負担が小さい
デメリット
(・値段が変動しづらくなる)
それぞれの項目についてもう少し掘り下げてみましょう。
・嵩張らない
何十本も買うとなるとパッケージの置き場所に困ることがありますがDL版ではその心配がないです。
自分自身パッケージ版のゲームの置き場所に現在進行形で困っています。
切実に有識者のエロゲ保管方法を知りたい。
・安く買える
メーカー側の負担が小さいこととほぼ同じ理由なので後述します。
・欲しいときに買ってすぐにプレイできる
そのまま。モチベーションが湧いたときに購入してプレーできます。
引き籠もりにやさしくていいね
・メーカー側の負担が小さい
パッケージ版で出すと初期ロットとしてある程度の数を販売店舗に卸す必要があり、パッケージ版を作るために纏まった費用が求められます。
DL版ではそのようなことがないため新規メーカーや同人サークル等の参入が容易で、パッケージを作らない分安く販売できます。
・値段が変動しづらくなる
括弧で表記したのはメリットでもデメリットでもあるからです。
需要と供給について考える市場ではないため値崩れやプレミアがつくことが起こりづらくなります。
また時間に伴う値下げも緩やかなものになりそうなため機を待つメリットが薄いです。
DL版への移行に伴う価格の下がり方次第では、逆に今以上にセールの需要が上がる可能性もありそう?
パッケージ版のメリット・デメリットについて
パッケージ版についても同様に考えていきます。
メリット
・収集欲を満たしやすい
・店舗販売されている
デメリット
・DL版との明確な差別化が図れていない
・古い作品を購入するのが困難
それぞれもう少し詳しく説明します。
・収集欲を満たしやすい
箱が棚に並んでるのを見るだけでも収集したと感じやすいですし、予約特典等によりグッズを手に入れることができます。
高額商品を俺は所持しているが? とマウントをとって気持ちよくなれる
最近は予約特典にサントラがついてくるケースをよく見るので、集め甲斐がある。
ぼくのかんがえたさいきょうの本棚の図、収集した成果を眺めて楽しめる。
・店舗販売されている
個人的にこれがパッケージ版が存在していることによる恩恵として一番大きいと考えています。
DL版の販売サイトでエロゲを見る際に莫大な商品全てに目を通すことはほぼ不可能なので、多くの方はキーワード等で検索をすると思います。
そうすると自分の好きなジャンル、メーカー、シナリオライターなど似通った傾向の作品ばかり買うことになります。
それに対して実際に店舗に出向き、陳列された商品を眺めている時に新たなゲームとの出会いが生まれる可能性があります。
実際私も偶然出会った作品にドハマりしたことがあるので、このメリットは爆推し
・DL版との明確な差別化が取れていない
エロゲは基本的にPCにデータをインストールすることでプレイするため、家庭用ゲームと違ってパッケージ版を購入することでデータ容量に余裕が生まれるといったことはありません。
容量ほんとにきつい。全人類外付けHDDを買いましょう。
・古い作品を購入するのが困難
例え中古であっても数万数十万するゲームが存在しており、それらのゲームをプレイ及び購入することが一般ユーザーにはハードルが高いです。
現時点でも古いゲームの一部が実質的にプレイ不可能になってるの悲しい。
まとめ
以上のようにどちらも一長一短です。
よってパッケージ版のメリットを無視することは難しく、需要は確かに存在しているように思います。
何よりもパッケージ版・DL版どちらを購入するかを消費者が自由に選べるような状況が続くことが望ましいですね。
というか現状エロゲ販売店舗が縮小しすぎててあまりにも生きづらいんじゃ〜〜〜〜〜〜!!!
マジでお願いです。みんなパッケージ版を買ってくれ……
あ、パッケージ版といえば! 洛東さんが販売店舗の1つであるソフマップについての記事を執筆されていたので、ぜひこちらを参考にしてみてください(宣伝)。
最後に本記事のテーマを提供してくださった幼女さんに感謝をして、記事の締めとさせていただきます。
対戦ありがとうございました。