京美同活動ノート

京大美少女ゲーム同好会のブログです。週1より早いペースでの更新が目標です

【チームリーダー編】みやこそふと、始動!【みやこそふとブログリレー】

 

はじめに

初めましての方は初めまして、京美同会長兼みやこそふとチームリーダーの幼女と葉序を愛する生物学徒(@Youjyo_Biology)です。

 

今回よりしばらくの間、京美同のブログを借り、通常記事の合間にみやこそふとメンバーによるブログリレーを行います。

 

第1回はタイトルの通り、チームリーダーが『みやこそふと』設立の経緯と現状について語ります。未公開の情報も多いのでご期待ください! 

 

みやこそふととは

みやこそふとは京美同を母体とする同人ゲーム制作サークルです。現在制作中の作品は全年齢ノベルゲームとなる予定ですが、それ以降の計画は決めておりません(チームメンバーの入れ替えが予想されるため)。

 

Twitterの公式アカウントにて、随時1st projectの情報と進捗状況を更新していきますので、ぜひご覧ください! 

 

twitter.com

 

ブランドロゴ

 

みやこそふと1st project

みやこそふとは2023年の夏コミ(C102)に出展予定ですが、発売日自体はそれより前になる可能性があります。価格や販売形式等については、続報をお待ちください。

 

また、8月4日にTwitterの公式アカウントでタイトルロゴを公開します。シンプルでスタイリッシュなデザインに仕上がっておりますので、お楽しみに! 

 

作品ジャンルは「SF純愛ADV」です。SFと銘打ってはいますが、よくあるあり得ない世界観ではなく、近未来に生きる少年と少女の恋愛を丁寧に描くつもりです。テーマは「幸福論」と「相互理解」。詳しくは「シナリオ裏話」の項目をご覧ください。

 

(以下の文章は筆者個人の意見を含みます。メンバーの校閲は入っていますが、みやこそふと公式の見解と異なる場合があります)

 

メンバー紹介

1. 幼女と葉序を愛する生物学徒(@Youjyo_Biology)

チームリーダー兼ディレクターのつもりが、チームリーダー兼ディレクター兼原案兼サブシナリオライター(分量的にサブですらない)をやることになりました。キャパ……

京都大学理学部生物科学系3回生。

 

2. ふぁぼん(@syobon_hinata)

メインシナリオライターにして、「みやこそふと」の名付け親でもあります。

あとTwitterのフォロワー数が多いです(6780フォロワー)。

文理融合型東大生。

 

3. KOMB

キャラ担当のイラストレーターです。

Twitterで1000いいねを超える作品もあり、流石の一言ですね。

現在は立ち絵を制作してもらっています。

 

4. 栢山 博(@gd_tach)

背景担当のイラストレーターです。

アンニュイな雰囲気の絵が得意なのでしょうか、恐らく。

あと『サクラノ詩』への愛がすごい。

 

5. なずしろ(@nazushiro)

OP曲の担当です。

吉田音楽製作所という京大の由緒あるサークルに所属しており、NF(11月祭)のテーマソングを歌ったこともあります。

 

6. 一葉(@1TSU8)

ED曲の担当です。

同じく吉田音楽製作所所属で、NFテーマソングをはじめ、様々な楽曲の作詞・作曲を手がけています。

めちゃくちゃすごい方なので、ED曲まわりのシナリオを書く筆者にプレッシャーがかかりますね。

 

7. 大佐(@taisa22670658)

BGMの担当です。

既に2曲のラフが完成しており、今は筆者の執筆用BGMと化しています。

京美同のアクティブ会員として今後も頑張ってほしいですね。

 

8. 若野色

動画・広報の担当です。

主にティザー動画とOP・EDの制作に携わることになっています。

また、既にタイトルの考案、ブランドロゴとタイトルロゴのデザインをしてもらいました。

 

9. えとぺん(@etopen_silver)

スクリプターです。

多くのエロゲから得た知識と着想を生かし、素晴らしい演出をしてくれることと思います。

筆者の高校の後輩にして、京美同期待の新星。

 

10. cyan(@cyan_galge)

同じくスクリプターです。

ゲームのスクリプトは未経験ながら、ガイドブックを買って勉強しているそうです。

ト書きが上がってからの作業量は膨大ですが、そこまでたどり着ければ完成させるしかないので、一緒に苦しみましょう。

 

11. 茶葉

会計の担当です。

CVを依頼することになればクラウドファンディング関連の仕事等が増えますが、現状方針は確定していません。

現在は立ち絵の背景素材を担当してもらっています。

 

加えて、制作に直接関わらないアドバイザーやテスターを若干名に依頼しております。

 

ここまで紹介してきて思ったことですが、植物関連の名前多くないですか? ブランドロゴも楠の葉だし、シナリオも……

 

設立の経緯

元々京美同には同人ゲーム制作に興味のある会員が在籍しており、今年の3月時点(京美同結成から1か月)で話題には上がっていました。

 

しかし、予算や技術の問題で実現は難しいと当時の筆者は考えており、「京美同で何か大きいことを成し遂げたい」という思いは会誌制作に向けられることになります。

 

ところが、4月に同人ゲーム制作の経験者が加入し、話を聞いたことで「できるかもしれない」と認識を改めます。そして京美同のDiscordサーバーでメンバー募集をかけたのが、みやこそふとの始まりです。

 

ちょうど美少女ゲーム界隈で同人サークル設立ブームが起きていた頃ですが、単なる後追いだと思われないよう、公式アカウントの開設は6月下旬に遅らせました(発売までに期間が空くとツイート内容がなくなるという問題もある)。

 

ちなみに、第1回の企画会議は2022年5月5日木曜日だったのですが、これが物語上重要な日に当たります(知らなくてもいい裏話)。

 

シナリオ裏話

みやこそふと結成当初は、メンバー紹介で書いたように、筆者はチームリーダーとディレクターの仕事に専念するつもりでした(何なら京美同の会長なので仕方なく責任者を引き受けた)。

 

しかし、全員でシナリオのアイデアを持ち寄る段階で、筆者は夢の中から良さげなアイデアを得ます。「このシーンをラストに持ってくれば面白いはず!」と思った筆者は、夢をベースにほぼ独力でシナリオ原案を完成させてしまいました。

 

そして、プロットを書き上げる頃にはサブシナリオライターをやるしかないという気持ちになっていました。卓球、生物学、美少女ゲームと、何となく成り行きで始めたものに没頭する悪い癖がここでも出たわけです。

 

紆余曲折があり、現状は比較的落ち着いているのですが、本来は同人レベルでディレクターが原案に深く関与するべきではないと思います。また、シナリオの分担もおすすめしません。

 

なぜなら、作品のイメージを伝える作業が膨大であり、困難を極めるからです。この問題を解決するためには、時間的余裕に加え、長年の付き合いによる信頼関係と高いコミュニケーション能力が必要だと感じますね(そんなものはない)。

 

企業であればディレクターが原案を作り、シナリオライターが原案に従ってシナリオを書くという上下関係があるので(美少女ゲーム業界はそうでもない)、意見の対立があっても深刻な事態に陥らないのではないでしょうか。

 

それにしても、企業がシナリオを数人で分担し管理する技術を教えてほしいものです。わけがわからないよ。

 

覚悟はしていましたが、ゲーム制作には大きなストレスが伴います。トラブルが発生するのは前提で、外部に迷惑をかけなければ許容範囲内だと思います。

 

利潤を追求せず趣味の範疇で制作する場合も、「ゲームをプレイするのが好き」という軽い気持ちだけで取りかかると、十中八九心が折れますね。

 

ただ、ディレクターとシナリオライターの仕事にやりがいは感じています。覚悟と情熱がある方は、同人サークルを設立してみると新たな世界が開けるかもしれません! 

 

ここからはシナリオの特徴について触れていきます。

 

まず、8月5日に発表予定のタイトルですが、これは何名かにプロットを読んで候補を出してもらい、候補の中から最適なものを選びました(筆者の案は露骨にネタバレだったため没にした)。ちなみに、勝手にタイトルの意味を考察して「すごい!」と感心したので選んだものの、その考察は見当違いだったようです。

 

プロットは「運命との向き合い方に正解ってあるのかな」などと小難しいことを考えながら作られました。キャラクター達が作中でアンサーを出していく様子を見守っていただければ幸いです。

 

シナリオのバックグラウンドに生物学や哲学等の雑学的な知識がありますが、知らなくても問題なく読んでいただけると思います(調べれば簡単に分かる程度です)。

 

一般的なロープライスのノベルゲームと比べて短編になります。2周目をプレイして伏線や考察要素、小ネタを拾ってくださる方がいればライター冥利に尽きますね。

 

今まで筆者が履修した作品(『魔法少女まどか☆マギカ』『9-nine-』『PARQUET』『アンレス・テルミナリア』『はつゆきさくら』『アインシュタインより愛を込めて』)のオマージュも入っています。

 

全年齢対象のためR18描写はありませんが、個人的にR18パッチを作りたいくらい設定が気に入っています。ただ、CV依頼の難易度が跳ね上がるので、実現可能性が……

 

キャラデザは刺さる人には刺さると思われます。見た目の個性で安易にキャラ立てさせるのが好きではないので、派手さはないです。その代わり、過去の経験が性格と行動原理に結びつくように細かくキャラ設定を組みました。

 

おわりに

色々余計なことをしゃべりすぎた気がします……(これでも大幅に削りました)

 

それにしても、研究者になるため京大理学部に来たというのに、順調にクリエイターへの道を歩んでいるのが面白いですね(なるとは言っていない)。まさに人間万事塞翁が馬

 

この記事は試験期間中にレポートを放置して執筆したのですが、立場上言っていいのか悩むことが多く、異常に時間を食いました。普段ならふざけ倒せるのに……

 

長時間の執筆に耐えられる体力をつけ、夏休み中にシナリオを終わらせたいです。

 

ここでひとつ宣伝を。BGMを含む作中の音楽はすべてオリジナル曲となります! 超豪華!(個人の感想です)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!